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2025年09月24日
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知能がなんとやら

2009年09月30日
ふむ、知能が高い=優れた生物ではないだろうバッキャロという話は2度までも掲載したわけだが。
それイコール知能は無駄というわけでもなく。
実は食物連鎖の頂点に立つ生き物ってのは概して知能は高いらしい。
たとえば……
陸上:ヒト
ふむ。これでは当たり前すぎるか。
陸上:ゾウ
ほら、タイマン(いやタイアニマル?そんなことはどうでもいい)なら一応敵なしだし。
7までくらいなら足し算引き算ができるらしいし。

海洋:シャチ
シャチではないがハンドウイルカの場合、ある程度の言葉なら理解できるらしい。
When、Howレベルになると無理らしいが。
海洋:サメ
シャチと同じく海洋において食物連鎖の頂点に立つ。
まあ、実質、サメはシャチより下位なのだが、シャチもあまりサメ類を襲わないので。
やはりこちらも魚類にしては知能が高く、たとえば人喰いザメとして名高いホホジロザメなんかは集団で狩りをするんだとか。
ちなみにホホジロの名誉のためにいっておきますが、ホホジロ含め人喰いザメは意図して襲っているのではなく、アザラシかなにかと勘違いして襲うというわけです。
まあ、ほかの動物にくらべ、ヒトは骨皮筋衛門ですから食っても美味しくないですし。

川:ワニ
ワニも爬虫類にしては突出した知能を誇る。
体が大きいのでわりと恒温性だし(これを慣性恒温性または慣性恒温動物と言う)、肝心の知能も犬猫レベルなので子育てもする。
ちなみに人によって育てられた個体なんかは名前を呼べば来る。ある意味怖いが。
そしてワニはもうひとつ、一般の爬虫類とは異なる点を持つ。
それが二心房二心室。普通、爬虫類は一心房二心室なのだが、ワニは哺乳類や鳥類と同じく二心房二心室なので血液中の酸素濃度が高く、機動性が高くなるというわけだ。

空:タカ類、カラス、オウムなど
空の生き物は空の生き物をえさにすることがないのでなかなか頂点なるものはないわけだが、とりあえず一般的に。
タカは鷹匠などを見ればわかるとおりとりあえず優秀。
タカについてはいつしか放送されたダーウィンを参考にまた今度。
カラスの知能の高さについては定評があるが、驚愕の事実としては神社の賽銭を拾って自販機で鳩の餌を手に入れるなどか。
まあ鳥類クラスの知能になると遊びはじめるとか。
カラスで言えば公園のすべり台ですべって遊ぶとか微笑ましすぎるわけだが(笑)
オウムについてはヨウムのアレックス君(おととし亡くなりました)が有名なわけだが、おそらく今現在、人類が唯一人語で会話できる生き物だろう。もちろんちゃんと教育すればの話だが。
ヨウムのアレックス君はたとえばtomorrowというWhenの概念を理解しているので実はイルカ類より賢いのかもしれない。


ところで誤解している人が多いですが、魚類(軟骨魚綱・条鰭綱・肉鰭綱)、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類のなかで概して知能が高いのは哺乳類、ではなく鳥類です。
体重に対する脳の重さ(脳化指数)も、高いですし。
参考までに。ヒト:0.86 カラス:0.16 イヌ:0.14 ネコ:0.12
ヒトがやはりずば抜けて高いですが、哺乳類の中でも賢い方である犬猫より脳化指数が高いわけです。まあこの数値高いほうが知能が高いというのは絶対ではなくあくまで目安に過ぎませんが。
とりあえずまあ飛ぶためには脳が大きくないとやってられないというわけですが。
そういう意味で鶏は本当に馬鹿かも知れません。飛びませんし。
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Comment
無題
いろいろあって僕のPCのネットがつながっていないし、ケータイで見る暇もないので、コメントどころか、このブログすらまともに見れていません…(T_T)本当に申し訳ないですm(_ _)m
この記事に関してですが、まあ、賢くないと厳しい自然環境下では生き残れませんからね…
生きるために効率のよい工夫ができる生物が生き残り、それができない生物は淘汰されるのでしょうね…
いやはや、自然は厳しいものです。
No title
そうだったんですか……。
と、言うことはもう京都の方に?

記事に関して、知能が高いものが頂点に立つというのは、もちろん力そのものも関係ありますが、やはり子育てをして、ちゃんと子孫を残すことが出来るという点が種の繁栄に大きくかかわっているんでしょうね。
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