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2024年05月03日
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クイズの解答ですよ

2010年02月01日
ネタばれ注意!














正解は!
方角でした!
北極と南極では東西はありません。
北極の場合
「おれが立っているまさにこの場所が北だ!あとは南!」
南極の場合
「おれが立っているまさにこの場所が南だ!あとは北!」
ということでした。
ちなみに北磁極と南磁極は北極点と南極点からずれてますので、実際に両極地にたどり着いても磁針的には東西南北が存在するように見えます。
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Comment
No title
文句を言うようですが、東西南北という概念は絶対的なものではなく、その人本人から見た方角という相対的な概念だと思うので、自分が立っているところそのものを「北」・「南」と規定するのは違うような気がするのですが・・・

あえて言うなら、北極では南以外の方角は規定できず、南極では北以外の方角は規定できない(というか便宜上ナンセンス)の方が正しいのでは・・・? と思うんですがどうでしょう?
No title
上から見たとき

極地以外
  北
西○東
  南

北極の場合(南極の場合、南→北)
  南
南○南
  南

さらに横から見て
南○南 _地面_
  北

こういうことです
No title
さらに横から見て
南○南 _地面_
 北

ということは、地図上に描かれている方位記号の先は北極点の直下を指しているという解釈になるはずです。即ち、北緯30度付近に住む我々は『北を指せ!』と言われたならば、地表面から30度の角度でもって斜め下方向に指をさすのが正解という解釈になります。
地球の地磁気のS極に相当する部分を指そうとするのならそれで正しいと思いますが、磁極が移動するのに従って、北という方角がコロコロ変わる訳はないですから、北という方角は北極点の地下という解釈は正しくないと思います。即ち、方位は北極点の『方向』を北とし、その右側を東、左側を西と科学的というよりもむしろ、社会通念上(あるいは天文学上)定めていると解釈すべきだと思います。

ということは、仮に自分が北極点に立った場合、自分は全地球上から北として指されるべき地点に立っている訳で、『方向』として北を指すことは不可能なはずです(自分自身を指す方向など存在しないから)

ここでは、ならば自分が立っている地点が北そのものであるという主張が成立するように思えますが、東西南北という概念は観察者から見た北極点を基準とする方向という概念と解釈するのが適当(言い換えれば北は地点の名称ではない)と考えるので 北極点≠北 と解すべきです。
更に踏み込んで考えると、北極点では方向の基準である北(これは南極点でも同様)の設定が不可能な以上、地球上における方位の概念が破綻するので、南を規定することも本来不可能ではないかと思います(前のコメを覆すようですが・・・)。

最終的な結論としては、両極においては方位を設定することは不可能、とするべきだと結論付けます。
No title
そうではありません。
(以下北極のみについて、ただし南極も一緒です)
地軸と地球表面の交点である北極点こそが北極なのであって、磁針が示す北磁極ではありません。
ただ微小誤差ですから磁針で方角を知るのは実際に使う分には問題ありません。
東西は相対的な概念であるのに対し、南北は両極という絶対的なものがあり、それは地球上どの地点に居ても変わりません。
北極点の場合、そこからいずれの方向に向かったとしても南下することになりますから、360度全てが南です。
実際には北極点は面積のない点ですから東西南北が南北しかない地点というのは物理的には到達不可能なのですが、それは置いておいて、北は先述の通り絶対的なものですから、北極点そのものは北です。
というわけで北極点そのものは北、あとは南、ということです。

分かりやすく言えば、極地は0といえるでしょうか。
0点が北極点とすると、原点以外の任意の点Aでは{|A|>0|A≠0:南}また原点では{|A|=0|A=0:北(北極点)}というわけで、北極点だけ南ではないということになります。
原点以外では、原点方向が北、反対が南、それに合わせて東西が決まります。
実際には、地球は平面ではないので、北と同様に南も絶対位置にあるので、その反対が、というよりは南も北に関係なく設定されます。
No title
確かに北極点を基準に見れば全方位(360度)南と規定するという解釈は理解できないでもないです。
そこは、北無き方位に南を認めるかどうかの違いだと思います。南北両方の方角を絶対的なものとするならその解釈も可能です。

しかし、ここで自分が言いたいのは、そもそもこのクイズの答えは方角となっています。
方角(あるいは方位)という字句は東西南北を主として、あくまで方向を指すものだと解釈するのが正しいはずです。

さっき述べたように北南両極を絶対的なものと定義づけるなら、北極点だけ南ではないという結論に関しては私も異論はありません。

しかし、北極点に仮に立つこと(物理的に不可能ということは無視する)ができたならば、その立った当人は地球上これ以上北の地点がないという場所に立ったことになります。
さらに、北極点はあくまで『点』ですから、そこには長さも厚みもありません。
即ち、そのような点から方角という方向の概念を考えた場合、つまり分かりやすく言えば、北極点において「北はどの方角だ?」と尋ねられた場合、自らが立つ北極点を指さして「ここ!」と答えるのは方向を答えていることにはならないはずです。答えるなら「この地点においては北という方角は存在しない」と答えるのが適切なはずです。

要するに北という言葉は、方向を示す言葉であるからして、この地球上に「北」という場所を設定するということ自体が誤りだと思います。
対して、北極点は確かに場所ですから、北=北極点という図式は成立しないはずです。
つまり、{|A|=0|A=0:北(北極点)}という式に於いて、北(北極点)という前提が成立しないと考えます。
No title
とりあえずまとめますと
北極点からは全方位南
南極点からは全方位北
ここまでは常識として
ではそこ(北極点・南極点)はなんなのだ?
北だ、南だ(北と南は絶対的)
ということなんでしょう。
経線を見てください。
南北に走っているこの線の収束している両極では、その収束している点それこそが北または南であり、それ以外の何者でもない。
またその点から出ている線はどれも反対の極地にたどり着くので全方位が南または北、ということ。
「方角(方位)」という日本語だからややこしい。東西南北を示す単語はこれですし。(南北の「場所」の意味を明らかに含めた単語は日本語にはありません。)
日本には極地はありませんからね。(方角=東西南北の方向のニュアンスで問題なかったと。)(ま、どこの国にも極地はありませんが。)

少なくとも、私がこのクイズを読んだ本では極地の方位を南北の2つとしていたので多分そういうことなんでしょう。
No title
北極点からは全方位南
南極点からは全方位北

これは、裏返せば北極点における北、南極点における南の方向を明確に設定することの不可能性を表しているように思えます。

経線が収束する点が、北・南だとtakaさんは述べていますが、私の意見を言わせてもらうと、経線が収束する点は両極点であり、両極点に向かう方向のことを北・南と規定していると思います。

ただ、ここにおける問題は、そもそも北・南という方位を示す言葉の誕生は恐らく、両極点の概念が発生するよりも相当前なのではないかということです。
つまり、過去においては漠然と太陽の昇る方向が東、沈む方向が西と定めていただけだったものが、後々の文明の進展に伴って経線や両極といった概念が発生し、明確に方位という単語が定義されたのだと思います。
しかし、方位という概念は両極における方位の不可能性まで考慮に入れたものではなかった(当時入れることが出来なかった)ので、両極において方位という概念の穴・矛盾が露呈しているのではないかと考えます。
無題
takaさんとBさんの議論が盛り上がってるところにコメントするのは、水を差すようで悪いんですが…
僕は、どちらかというと、Bさんの意見に賛成ですね。

僕は、方角とはある種平面的なものだと思います。例えば「北はどっち?」と聞かれると、大体地面に平行になるように、北を指差したりしますよね。少なくとも、北の意味を理解している人なら、地面を指すことはないと思います。
北極点は「ここがまさに北!」という地点だから、地面と平行になるように指差した方向は全て南のはず。だから僕も、クイズの「ある地点では2つある」というところに疑問を感じた訳です。

何か、この議論、僕とtakaさんで行われた、タイムマシン議論や日本海議論よりも、盛り上がりそうな気が…
No title
確かに問題提起したのは私ですが、勘弁してくださいよ(汗)
私事ですがまだ試験中なので……
で、お二方の言っていることは十分に理解できます。理解できるのですが、これは私のオリジナルの問題ではなく書籍の引用なので、確かに私も「北極点での北はどこだ?!」とは思いましたが、流石に私の勝手な判断で問題文を変更するのも原作者に失礼な気がしたのでそのままにしたまででして。(ま、北極点の北は北極点そのものであると、また南極点の南は南極点そのものであると、すれば合点がいきますから。)
基本的に、この手の話題は専門家でも出てこない限り主張が平行線をたどることになりそうなので、一応、私の主張は繰り返しますが
・北と南は絶対的なものである。
・方角というのには少々語弊があるかもしれないがそれ以外の言葉がないので仕方がない。
・北と南は絶対なので地球上どの場所からでも存在し、ゆえに極地でも同様に存在する。
・ゆえに私の考えでは、方角は確かに方向を含むものだけれども、北と南そのものは場所と捕らえても問題ないということ。


で、地面を指すことはない、と言いますが、それは日常的にまた物理的に、極地という特異点と縁が無いからではないでしょうか?地球から発せられている磁力線のうち、観測者を通過するもの(こういう言い方をすると物理系の先生方に怒られますが、まあ便宜上。)は北極点(北磁極)に向かって直線になっているのではなく、地球表面を迂回しています。ですから、日常的に地面のほうを指す事はないのでは?
北極点で、北の方角は?というと分かりづらいかも知れませんが、では、北はどこだ?なら、ここだ。ですし、そこから南はどこだ?ならば、ここから360度どの方向に進んでも南(という場所)にたどり着く。
たとえば東京タワーの方向という言い方ができますが、北の方向という言い方も出来ます。ここでの東京タワーが場所そのものを示すものではなく、あくまでその方角を指し示すものでありますが、東京タワーそのものは場所であるのと同じように、北の方向という場合普通は方角を指し示すものでありますが、やはり北という場所(それは日本語では方角というほかにはないと思います)の存在も認められるだろうと。

ところで、中国で羅針盤の原型が少なくとも紀元前300年までにはつかわれていたこと、またヨーロッパではギリシャ時代に地球が丸いことが数学者エラトステネスによって証明されたこと、そして東西の先進文明が互いに交流があったことを考えると、私たちが考えるよりずっと昔から、両極の存在は(少なくとも理論上)明らかになっていたのではないかな、とも思います。
こんなこと言っては申し訳ありませんが
というより、これは地学とか地理学の問題ではなくて、方角という言葉をどう解釈するかについての議論のような気がするのは、気のせいでしょうか?
No title
そうなんですよ。
ですから、専門家でも出てこない限り、この話は平行線をたどって収束しないだろうと。
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